「ウルトラQ 」真の続編 !?
えっと、時星リウスです ☆
2021年の今年は
『ウルトラQ』
放映開始 55周年の 記念イヤーですね。
1966年 1月2日の日曜日。
夜の7時から
「これから30分、
あなたの目は、
あなたの身体を離れて、
この 不思議な時間の中に
入って行くのです…」
石坂浩二のナレーションで始まる この台詞が
まるで 魔法の呪文のように聞こえ、
アンバランス・ワールド
とも云われる怖い世界へと
引きずり込まれるような感覚で、
テレビの画面に 釘付けになっていた 子供たちは、
第1話「ゴメスを倒せ!」
を 夢中になって 見たのでしょう。
それから 瞬く間に
第1次怪獣ブーム
へと拡大していき、
『ウルトラQ』放送終了後 は、
その 世界観を引き継いで
『ウルトラマン』
に 続いていくのです…。
ところがどっこい!
実は『ウルトラQ』には、れっきとした
続編
が ある事を ご存知でしょうか?
『ウルトラマン』は決して 続編 ではなく
『ウルトラQ』の 放送期間 を
延長 としての 制作 なんだそうです。
では、『ウルトラQ』真の 続編 とは何か?
それは、意外なカタチで 発表されていました。
『怪獣プラモ大百科』
にて、その全貌が 明らかとなるのです。
その題名は、
『 ウルトラQ 1 9 8 4 』
16~18ページからなる フォトストーリー
全3話
が 円谷プロ公認で 掲載されました。
異形の者に 恋心 を抱かれた 少女マンガ家の話。
いじめられっ子が作ったロボット怪獣が大騒動を起こす!
異次元都市の怪異を描いた ミステリー…。
これらの物語は
どれも 考え抜かれた シリアス なもので、
オチも 秀逸だし、
そのまま テレビの映像で 流れても
申し分ない クオリティー なのです。
出演者は プロの俳優や モデルを使っている わけではなく、
編集者の知り合いを かき集めた だけのようですが、
実写の街並みや オリジナル怪獣と
見守る人間たちの写真を何重にも合成していて、
本物の特撮作品を 強く意識した作りに なってるのですよ。
さすが 円谷プロ上層部の
厳しいシナリオチェックを受けて
許可されただけのモノに 仕上がっています。
まさしく、熱心なファンでも 知る人の少ない、
幻のウルトラQ
だったのです!
しかも、各話のあとには それぞれの
メイキング
まで付いてる 力の入れようで、
読み応えが 半端ない。
間違いなく 一見の価値あり ですよ!
とはいっても、怪獣プラモ大百科 は絶版なので、
なかなか入手するのは 難しいかも・・・